車コスト最適化ナビ
自動車保険等級事故保険料

等級が下がると保険料はいくら上がる?事故後の費用を試算

公開: 2026年03月30日

この記事のツール

自分の条件で計算してみる(無料)

等級が下がると保険料はいくら上がる?事故後の費用を試算

自動車保険で事故を使うと「等級が下がって保険料が上がる」とわかっていても、実際いくら上がるのかを正確に把握している人は少ないです。

結論からいうと、1回の事故(3等級ダウン)で保険料は年間3〜6万円程度上がることが多く、3年間で累計9〜18万円の追加負担になります。修理費用との比較で「保険を使うべきか自腹にすべきか」の判断基準も解説します。


自動車保険の等級とは?

等級とは、**運転者の事故歴をもとに保険料を決める制度(ノンフリート等級制度)**です。1〜20等級があり、等級が高いほど保険料が安くなります。

等級 割引・割増率の目安
1等級 64%割増(最も高い)
6等級(新規加入) 基準料率(割引なし)
10等級 約30%割引
15等級 約50%割引
20等級 約63%割引(最も安い)

新規加入は6等級からスタートし、無事故で1年過ごすと1等級上がります(最大20等級まで)。


事故を起こすと等級はいくつ下がる?

事故の種類によってダウン等級数が異なります。

事故の種類 ダウン数 翌年の影響
相手への賠償(対人・対物) 3等級ダウン 翌年から3年間、事故有係数が適用
自分の車の修理(車両保険) 1等級ダウン 翌年から1年間、事故有係数が適用
盗難・自然災害など ノーカウント 等級に影響なし

「事故有係数」とは、同じ等級でも事故を起こした人が事故なしの人より高い料率で保険料が計算される仕組みです。3等級ダウン後は3年間、割引率が実質的に低くなり続けます


等級ダウンで保険料はいくら上がる?

年間保険料8万円(14等級・無事故係数)の人が3等級ダウン(14→11等級)した場合の試算。

年度 等級 係数タイプ 年間保険料(目安) 増加額
事故前 14等級・無事故 約80,000円
事故翌年 11等級・事故有 3年間事故有 約120,000円 +40,000円
2年後 12等級・事故有 2年間事故有 約110,000円 +30,000円
3年後 13等級・事故有 1年間事故有 約95,000円 +15,000円
4年後 14等級・無事故 約80,000円 ±0
3年間の累計増加額 +85,000円

3等級ダウンの事故1件で、3年間の保険料増加は累計約8〜10万円になることが多いです(保険会社・等級・条件によって異なります)。

自分の等級での保険料を確認してみましょう

現在の等級・年齢・車種区分を入力して、年間保険料の目安と来年の見込み額を算出できます。

→ 自動車保険料 見積もりナビで確認する(無料)


「保険を使う vs 自腹で修理」の判断基準

事故後、修理費用が確定したら「保険を使うかどうか」を判断する必要があります。

損益分岐点の計算式

3年間の保険料増加額 < 修理費用 → 保険を使った方が得
3年間の保険料増加額 > 修理費用 → 自腹修理の方が得

目安として、修理費用が10万円以下なら自腹の方が得なケースが多いです。

保険料増加シミュレーション(等級別)

現在の等級別に3等級ダウン後の3年間累計増加額の目安:

現在の等級 事故前の年間保険料目安 3等級ダウン後の累計増加額目安 自腹推奨ライン
8等級 約11万円 約5〜8万円 修理費7万円未満
12等級 約8万円 約7〜10万円 修理費8万円未満
16等級 約6万円 約9〜13万円 修理費10万円未満
20等級 約5万円 約12〜16万円 修理費12万円未満

等級が高い(保険料が安い)ほど、1等級あたりの金額差が大きく、事故による保険料増加も大きくなります。高等級の人ほど自腹修理を選ぶメリットが大きいです。


車両保険を使った場合(1等級ダウン)

自分の車の修理に車両保険を使うと1等級ダウンです。

現在の等級別・1等級ダウン後の1年間の増加額目安:

現在の等級 1等級ダウン後の増加額(1年間)
8等級 約1〜2万円
12等級 約1〜3万円
16等級 約2〜4万円
20等級 約3〜5万円

車両保険は1等級のみダウンで影響が軽微なため、修理費が3万円以上なら車両保険を使った方が得なケースが多いです。


事故後の等級を早く回復するには?

等級ダウン後は無事故で毎年1等級ずつ回復します。3等級ダウンした場合、元の等級に戻るまでに3年かかります(事故有係数の解消も合わせると実質4〜5年)。

早期回復のための方法はありません。等級制度は自動的に1年ずつ積み上がるため、無事故を継続するしか方法がありません。

ただし、保険会社を乗り換えても等級は引き継がれます(業界共通の仕組み)。等級が低くても、保険会社を変えれば割引率は同じです。


事故報告の流れと等級確認のタイミング

  1. 事故発生 → 警察・相手方・保険会社に連絡
  2. 保険会社が示談交渉 → 修理費確定
  3. 翌年の更新時 → ダウンした等級で保険料が決定
  4. 更新後3年間 → 事故有係数が適用

等級のダウン・保険料の増加は翌年の更新タイミングからです。事故を起こした年の保険料はすぐには変わりません。


まとめ

  • 対人・対物事故で保険を使うと3等級ダウン・3年間の保険料増加
  • 3等級ダウンの累計保険料増加は3年間で約8〜16万円が目安
  • 修理費が10万円以下なら自腹の方が得なケースが多い(等級・条件次第)
  • 車両保険(1等級ダウン)は影響が小さく、修理費3万円超なら使った方が得なことが多い
  • 等級は保険会社を変えても引き継がれる

あなたの等級での保険料と来年の見込み額を確認

等級・年齢・車種区分を入力して、事故後の保険料変化をシミュレーションできます。

→ 自動車保険料 見積もりナビで確認する(無料)


関連記事


本記事の保険料・等級係数はあくまで目安です。実際の保険料は保険会社・車種・年齢・使用目的・地域によって異なります。

次のステップ

あなたの条件で計算してみましょう

数値を入力するだけで、リースと購入の総コストをリアルタイムで比較できます。

比較ツールを使う(無料)