カーリースの走行距離を超過したら追加費用はいくら?
カーリースを検討するとき、月額や期間と並んでよく気になるのが「走行距離制限」です。制限を超えたときの追加費用はいくらになるのか、事前に知っておかないと契約終了時に思わぬ出費になることがあります。
この記事では、走行距離超過の費用の仕組みと、超過を防ぐ対策を解説します。
カーリースの走行距離制限とは
カーリースでは、契約時に「この期間中、合計〇〇kmまで走行できる」という上限が設定されています。
一般的な制限の目安は以下のとおりです。
| 契約期間 | よくある走行距離制限 | 月平均換算 |
|---|---|---|
| 3年契約 | 合計3万〜4.5万km | 833〜1,250km/月 |
| 5年契約 | 合計5万〜7.5万km | 833〜1,250km/月 |
| 7年契約 | 合計7万〜10.5万km | 833〜1,250km/月 |
月換算すると**833〜1,250km/月(年間1万〜1.5万km相当)**が多く設定されています。全国平均の年間走行距離は約1万kmですが、通勤や仕事で使う方はこの制限を超えることもあります。
走行距離を超過したときの費用
制限を超えた場合、超過した距離に応じた追加料金が契約終了時に請求されます。
超過料金の相場
| 1kmあたりの超過料金(目安) |
|---|
| 5〜10円/km(軽自動車・コンパクトカー) |
| 10〜20円/km(普通車・ミニバン) |
| 15〜25円/km(高級車・SUV) |
具体的な試算
年間走行距離1.5万km・制限1万km・超過料金15円/kmで5年契約した場合:
- 超過距離:(1.5万 - 1.0万) × 5年 = 2.5万km超過
- 追加費用:2.5万km × 15円 = 37.5万円
月額が安くてもこの追加費用が発生すれば、総コストでは購入より高くなる可能性があります。
走行距離の多い方はリースと購入の総コストを比べてみましょう
月額だけでなく、超過料金を見込んだ総コストで判断することが重要です。
走行距離超過を防ぐ3つの対策
1. 契約前に年間走行距離を正確に見積もる
過去1〜2年の走行距離を記録し、季節変動も含めて現実的な数字で設定しましょう。「だいたい1万km以内だろう」という甘い見積もりが超過の原因になります。
2. 余裕のあるプランを選ぶ
多くのリース会社では、制限距離を1,000km単位で選べます。「年間1.2万km」なら「1.5万km設定」を選ぶなど、1〜2割の余裕を持たせるのが安心です。制限を上げると月額は若干上がりますが、超過料金よりは安いケースが多いです。
3. 途中で走行距離の見直しができるか確認する
リース会社によっては、契約途中で走行距離の設定を変更できる場合があります。契約前に確認しておきましょう。
走行距離が多い人はリースに向いていないケースも
年間走行距離が1.5万km以上の方は、リースより購入の方がコスト面で有利なケースが多くあります。
| 年間走行距離 | おすすめの方向性 |
|---|---|
| 年間1万km以下 | リースが検討しやすい |
| 年間1〜1.5万km | リース条件を慎重に確認 |
| 年間1.5万km以上 | 購入の方が有利なことが多い |
走行距離が多い方は、総コスト(購入費 + 維持費)とリース総額(月額 × 期間 + 超過料金)を比べることが重要です。
あなたの走行距離でリースと購入、どちらが安い?
走行距離・金利・維持費を入力して総コストを比べてみましょう。
まとめ:走行距離超過は「小さな差」が大きな負担になる
カーリースの走行距離超過料金は、月々の見た目のコストには表れません。5年間で数十万円になることもあるため、契約前に年間走行距離を正確に把握しておくことが大切です。
走行距離が多い方や使用量が読めない方は、購入との総コスト比較をしてから判断することをおすすめします。
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本記事の数値はあくまで目安です。超過料金・走行距離制限はリース会社・プラン・契約内容によって異なります。