車コスト最適化ナビ
車維持費2台持ち軽自動車車コスト

車を2台持つと維持費はいくら増える?1台との年間差額を計算してみた

公開: 2026年04月11日

この記事のツール

あなたの車の年間維持費を計算する(無料)

車を2台持つと維持費はいくら増える?1台との年間差額を計算してみた

「2台目に軽自動車を買おうか迷っている」「夫婦でそれぞれ1台ずつ持つべきか」——2台目の購入を検討する前に、維持費がいくら増えるかを把握しておくことは重要です。

結論からいうと、2台持ちにすると年間で50〜120万円の維持費増加が生じます。この記事では、具体的な組み合わせ別にコストを試算します。


1台 vs 2台:年間維持費の比較

パターン①:普通車1台 → 普通車+軽自動車の2台持ち

最も多い「2台目に軽自動車」というパターンで試算します。

普通車(コンパクトカー・1,500cc)の年間維持費

費用項目 年間費用目安
自動車税 30,500円
任意保険料(30代・等級14) 60,000〜80,000円
自賠責保険料(24ヶ月を均等化) 約8,800円
車検費用(2年ごとを均等化) 40,000〜60,000円
駐車場代(月1万円) 120,000円
ガソリン代(年間1万km・燃費15km/L・170円/L) 約113,000円
消耗品・メンテナンス 30,000〜50,000円
合計 約40〜46万円/年

軽自動車(660cc)の年間維持費

費用項目 年間費用目安
自動車税 10,800円
任意保険料(30代・等級14) 40,000〜55,000円
自賠責保険料(24ヶ月を均等化) 約6,400円
車検費用(2年ごとを均等化) 30,000〜50,000円
駐車場代(月1万円) 120,000円
ガソリン代(年間5,000km・燃費20km/L・170円/L) 約43,000円
消耗品・メンテナンス 20,000〜30,000円
合計 約27〜31万円/年

2台合計

構成 年間維持費合計
普通車1台のみ 約40〜46万円
普通車+軽自動車の2台 約67〜77万円
2台目を持つことで増える年間コスト 約27〜31万円

※駐車場代が月2万円かかる地域では、2台分の駐車場で年間48万円となり、2台目追加コストは年間42〜47万円に拡大します。


パターン②:普通車+普通車の2台持ち

共働き世帯や地方在住で夫婦それぞれ1台ずつというケースです。

構成 年間維持費合計
普通車1台(コンパクト) 約40〜46万円
普通車+普通車の2台 約80〜92万円
増加分 約40〜46万円/年

5年間で換算すると200〜230万円の差になります。


2台目の「隠れコスト」

維持費の試算に含まれにくいが実際にかかるコストがあります。

1. 購入時の初期費用

2台目を購入する際にも、諸費用がかかります。

  • 新車の場合:登録費用・オプション等で20〜40万円
  • 中古車の場合:車検・整備費用込みで10〜25万円

車購入にかかる諸費用の詳細は「車の購入にかかる諸費用とは?総額の計算方法を解説」をご覧ください。

2. 保険料の割引が効かない

1台目に等級ノンフリート(例:等級20)を持っていても、2台目は新規契約(等級6)からスタートします。

  • 等級6の保険料:年間10〜15万円
  • 等級14の保険料:年間5〜8万円

2台目は最初の数年、保険料が割高になります。

3. 管理の手間・精神的コスト

車検・保険更新・タイヤ交換・整備などの管理作業が単純に2倍になります。台数が多い分、手間とヒューマンエラーのリスクも増えます。


2台持ちが得になるケースはあるか

すべてのケースで損というわけではありません。以下の条件では2台持ちが合理的なこともあります。

得になるケース

  • 通勤・送迎が重なる時間帯が多い:1台では対応できないスケジュールが頻発する
  • 地方在住で公共交通が不便:1台を修理に出したときの代替手段がない
  • ローンなし・駐車場が格安または無料:純粋な維持費だけで考えると負担が小さい

2台目より先に検討すること

代替手段 月額目安 向いているケース
カーシェア 3,000〜20,000円/月 月の利用が20時間以下
レンタカー(月1〜2回) 5,000〜15,000円/月 旅行・遠出が目的
タクシー・配車アプリ 実費のみ 深夜や緊急時のみ

カーシェアとマイカー所有の損益分岐点は「カーシェアとマイカー、月何回使うと損益分岐点?計算してみた」で解説しています。


2台目を持つ前の判断チェックリスト

  • 2台目の年間維持費(税+保険+車検+駐車場+燃料費)を計算した
  • 駐車場が2台分確保できる(または追加費用を確認した)
  • カーシェア・レンタカーで代替できないか検討した
  • 購入時の初期費用(諸費用)を含めた総コストを試算した
  • 5年間の総コスト差を計算した

まとめ:2台持ちの年間コスト増加額まとめ

パターン 2台目追加の年間コスト増 5年間の差額
普通車+軽自動車(駐車場1万/台) 約27〜31万円 約135〜155万円
普通車+軽自動車(駐車場2万/台) 約42〜47万円 約210〜235万円
普通車+普通車(駐車場1万/台) 約40〜46万円 約200〜230万円

2台目を持つことで便利になる一方、維持費は年間30〜47万円単位で増加します。購入前に正確な総コストを計算して判断することが重要です。

あなたの条件での年間維持費は維持費計算ツールで試算できます。


関連記事


本記事の費用はあくまで目安です。実際の保険料・税額・車検費用は車種・等級・地域・契約内容によって異なります。

次のステップ

あなたの車の年間維持費を計算してみましょう

走行距離・保険等級・駐車場代などを入力すると、より正確な年間維持費を試算できます。