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車のローン残債があっても売れる?手続きの流れと査定の注意点を解説

公開: 2026年04月15日

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車のローン残債があっても売れる?手続きの流れと査定の注意点を解説

「ローンがまだ残っているけど、車を売りたい。でも売れるの?」——このような疑問を持つ方は多くいます。

結論から言うと、ローン残債がある車でも売却は可能です。 ただし、手続きが通常より複雑になる点と、残債額と査定額の関係を理解しておく必要があります。

この記事では、ローン残債がある車の売却の仕組み・手続きの流れ・注意点を整理します。


ローン残債がある車を売れる理由

車のローンは、車を担保にお金を借りている状態です。ローンが完済されるまで、車の所有権(または抵当権)は金融機関・ディーラー・信販会社にあります。

そのため、ローン残債がある車を売却するには、売却と同時に残債を完済してローンを解除する必要があります。


売却できるケース・できないケース

ケース1:査定額 > ローン残債(売却可能・手元にお金が残る)

最もシンプルなケースです。売却金額でローンを完済し、余剰分が手元に残ります。

例:

  • 査定額:80万円
  • ローン残債:50万円
  • 手元に残る金額:30万円

ケース2:査定額 < ローン残債(自己資金での補填が必要)

査定額だけでは残債を完済できない「オーバーローン」の状態です。この場合、不足分を自己資金で補う必要があります。

例:

  • 査定額:60万円
  • ローン残債:80万円
  • 自己資金で補填が必要な金額:20万円

注意: 自己資金の補填が難しい場合、売却自体が困難になります。事前に残債額と査定額の確認が必須です。

ケース3:新車購入と同時に下取り(残債を新ローンに組み込む)

新しい車をローンで購入する際に、残債を新しいローンに上乗せ(「乗り換えローン」)することができます。

メリット: 自己資金を用意しなくても乗り換えられる デメリット: 新ローンの総額が増え、月々の返済が増加する可能性がある


手続きの流れ

STEP1:残債額を確認する

まず現在のローン残高を確認します。

確認方法:

  • ローン会社・信販会社に直接問い合わせる
  • 毎月届くローン明細書を確認する
  • ディーラーのローン管理サービスで確認する

確認時に聞くこと:

  • 現在の残債額
  • 繰上返済(一括返済)時の金額
  • 繰上返済の手続き方法と必要書類

STEP2:査定額を確認する

残債額が分かったら、現在の車の査定額を確認します。査定額と残債額を比較することで、手元に残るお金(またはオーバーローンの額)が分かります。

複数社に査定依頼することで、最も高い売却額を見つけられます。

関連:ディーラー下取りvs一括査定、平均差額20万円の理由と損しない選び方

STEP3:残債の完済手続きをする

売却が決まったら、ローン会社への一括返済手続きを行います。手続きのタイミングは以下の2パターンがあります。

パターン 流れ
査定額 > 残債の場合 売却金額の一部でローンを完済 → 余剰分を受け取る
査定額 < 残債の場合 自己資金と売却金額を合わせてローンを完済 → 車を引き渡す

STEP4:所有権・抵当権の解除

ローン完済後、金融機関から所有権移転または抵当権抹消の手続きが行われます。これが完了して初めて買取業者への名義変更が可能になります。

手続きに必要な書類(一般的な例):

  • 車検証
  • 印鑑証明書
  • 委任状(業者が用意)
  • ローン完済証明書(完済後に金融機関から発行)

ディーラーローンと銀行ローンで手続きが違う

ディーラーローン(信販会社)の場合

ディーラーが仲介しているローンは、車に所有権留保がかかっていることが多いです。この場合、ローン完済まで車を自由に売却できないため、売却前にディーラーまたはローン会社への事前連絡が必要です。

銀行マイカーローンの場合

銀行ローンは車に担保を設定しないケースが多く、手続きが比較的シンプルです。残債を返済すれば、すぐに売却できることが多いです。

関連:マイカーローンとは?種類・金利・審査をまとめて解説


注意すべき「NG行為」

NG1:ローンが残ったまま勝手に売却しようとする

所有権留保がある車を、ローン会社に無断で売却しようとすると横領罪にあたる可能性があります。必ずローン会社の承諾を得てから手続きを進めてください。

NG2:オーバーローンを隠して売却しようとする

査定額が残債を下回るオーバーローン状態を隠して売却しようとしても、名義変更の段階で発覚します。最初から残債額を開示した上で手続きを進める方が、トラブルを避けられます。

NG3:自己資金なしにオーバーローン状態で売却を急ぐ

補填資金の準備なしに売却を急ぐと、売却できない・追加コストが発生するなどのトラブルになりやすいです。事前に資金計画を立てた上で判断することが重要です。


オーバーローンの場合の選択肢

選択肢1:売却を待つ(ローンを返しながら残債を減らす)

しばらくローンを払い続けることで残債を減らし、査定額が残債を上回るタイミングで売却する方法です。

選択肢2:繰上返済で残債を減らしてから売る

余裕資金があれば繰上返済をして残債を減らし、査定額との差を縮める方法です。

選択肢3:新車購入時に残債を組み込む(乗り換えローン)

新しい車のローンに残債を上乗せする方法です。「今すぐ乗り換えたい」場合に使われますが、新ローンの総額が増える点に注意が必要です。

関連:車のローンが払えなくなったらどうなる?滞納3ヶ月で没収される流れと対処法


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まとめ

  • ローン残債がある車でも売却は可能。残債をローン会社に事前確認することが最初のステップ
  • 査定額 > 残債なら売却金で完済でき、余剰分が手元に残る
  • 査定額 < 残債の「オーバーローン」は自己資金での補填が必要
  • ディーラーローンには所有権留保がある場合が多く、無断売却は法的リスクがある
  • オーバーローンの場合は「待つ・繰上返済・乗り換えローン」の3択で対処する

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本記事は一般的な手続きの流れを解説したものです。ローン会社・金融機関によって手続きが異なる場合があります。詳細はご利用のローン会社にご確認ください。

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