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車の買い替えを10年引き延ばすと維持費はいくら節約できる?最大100万円の差を試算

公開: 2026年04月12日

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車の買い替えを10年引き延ばすと維持費はいくら節約できる?最大100万円の差を試算

「5年ごとに新車へ乗り換えるべきか、今の車を10年乗り続けるべきか」——買い替え費用と維持費の増加を天秤にかけると、どちらが得なのか迷います。

結論:車の状態が良ければ、買い替えを5年→10年に引き延ばすことで、乗り換えコストを差し引いても50〜100万円節約できるケースがほとんどです。


試算の前提条件

項目 数値
現在の車(普通車コンパクト) 購入後5年・走行距離5万km
比較A 今すぐ買い替え → さらに5年で計10年分
比較B 現在の車をそのまま5年間乗り続け(計10年)
現在の車の下取り価格(5年落ち) 約60万円(目安)
新車価格(同クラス) 250万円
年間走行距離 1万2,000km

パターンA:今すぐ買い替え(5年+5年で10年間)

費用の内訳

費用項目 金額
新車購入費(車両+諸費用) 約265万円
下取り収入(現在の車) −60万円
実質購入コスト 約205万円
自動車税(年3.5万円×5年) 約17.5万円
車検費用(2回:3年・5年目) 約18〜22万円
任意保険(5年間) 約35〜45万円
ガソリン代(5年間) 約65万円
メンテナンス・消耗品 約15万円
パターンAの5年間合計 約355〜370万円

パターンB:今の車をあと5年乗り続ける(5→10年まで)

費用の内訳

費用項目 金額
購入費 0円(既に所有)
自動車税(年3.5万円×5年) 約17.5万円
車検費用(2回:7年・9年目) 約22〜28万円(年式が上がると整備費増)
任意保険(5年間) 約30〜40万円(等級が上がれば安くなる)
ガソリン代(5年間) 約65万円(燃費が落ちると増加)
メンテナンス・消耗品 約25〜35万円(タイヤ・バッテリー・ブレーキ等)
予備:修理費(突発的) 約0〜30万円
パターンBの5年間合計 約160〜215万円

差額の比較

パターンA(買い替え) パターンB(乗り続け)
5年間のコスト 約355〜370万円 約160〜215万円
差額 Bの方が約140〜210万円安い

ただし、これは「修理費が最小限で済んだ場合」の試算です。エンジン・ミッション・電装系などの大きな故障が発生した場合は、修理費が30〜80万円かかることもあります。


損益分岐点:修理費がいくらを超えたら買い替えた方が得か

乗り続けることで節約できる金額(約140〜200万円)と、修理費・維持費の増加分を比較すると:

残年数 乗り続けの節約額 買い替えが得になる修理費の目安
あと5年 約140〜200万円 一発修理で120万円超
あと3年 約70〜100万円 一発修理で70万円超
あと1年 約20〜30万円 一発修理で20万円超

年式8〜10年・走行距離10万km以下の車であれば、修理費が50〜60万円程度なら乗り続ける方が有利なケースがほとんどです。


10年以上乗り続ける場合の注意点

注意① 車検費用が増える

車齢が上がると車検での整備費用が増加します。

車齢 車検費用の目安
3〜5年 6〜10万円
6〜8年 8〜13万円
9〜12年 10〜18万円
13年以上 12〜20万円以上(自動車税も重課)

注意② 13年目から自動車税が重課

自動車税は車齢13年(ガソリン車・一般乗用)を超えると年約15%重課されます。

排気量 通常の税額 13年超の税額 増加額
1,000cc以下 2.5万円 2.9万円 +4,000円
1,500cc以下 3.05万円 3.5万円 +4,500円
2,000cc以下 3.6万円 4.1万円 +5,000円

注意③ 燃費が徐々に悪化する

エンジンやタイヤの経年劣化により、購入時より燃費が5〜10%程度低下するケースがあります。年間1万2,000km走行・ガソリン170円/Lの場合、燃費が16km/L→14km/Lに落ちると年間約9,000円の燃料費増加になります。


買い替えを決断すべき3つのサイン

節約を優先して乗り続けるのが基本ですが、以下のサインがある場合は早めの買い替えも検討しましょう:

  1. 修理見積もりが50万円以上:車両の残存価値(下取り価格)と比べて判断する
  2. 走行距離が15万kmを超えた:エンジン・ミッション系の大きなトラブルリスクが高まる
  3. 車検で毎回10万円以上かかる:車検費用の累積が買い替えコストを上回り始めている

買い替えタイミングの判断ツールはこちら:今の車の買い替えタイミングを確認する(無料)


まとめ:車の買い替えを引き延ばすと節約できる金額

比較パターン 5年間のコスト差
今すぐ新車購入 vs あと5年乗り続ける 乗り続ける方が約140〜200万円安い
ただし大修理(50万円超)が発生した場合 差が縮まる。100万円超の修理は買い替えを検討
13年超になる場合 税金重課と車検費増加を加味して再試算

「買い替えは損」ではありませんが、車の状態が良ければ乗り続ける選択が最も費用対効果が高いのが一般的です。修理の内容と下取り価格を比較しながら、タイミングを判断することをおすすめします。


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本記事の試算はあくまで目安です。実際の維持費・修理費・下取り価格は車種・状態・利用環境によって異なります。

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