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カーリースの契約書で必ず確認すべき7つの項目|見落とすと追加費用が発生

公開: 2026年04月12日

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カーリースの契約書で必ず確認すべき7つの項目|見落とすと追加費用が発生

カーリースのトラブルの多くは「契約書を十分に読まずにサインしてしまった」ことから始まります。月額の安さに目が行きがちですが、契約内容によっては解約時・返却時に数十万円の追加費用が発生するケースがあります。

この記事では、カーリース契約前に必ず確認すべき7つの項目を解説します。


確認項目① 走行距離制限と超過時の費用

最も重要なポイントです。

カーリースには月間・年間の走行距離制限があり、超過すると1kmあたり数円〜十数円の追加費用が請求されます。

距離制限の設定例 超過費用の目安
月500km(年6,000km) 超過1kmあたり10〜15円
月1,000km(年1.2万km) 超過1kmあたり7〜11円
月1,500km(年1.8万km) 超過1kmあたり5〜8円

試算:年間1.5万km走る人が「年1.2万km制限」のプランを選んだ場合

  • 年間超過距離:3,000km
  • 超過費用:3,000km × 10円 = 年3万円
  • 5年間合計:15万円の追加費用

確認すること:「月(または年)何kmまで?超過は1kmいくら?」


確認項目② 中途解約の条件と違約金

カーリースは原則として中途解約ができない契約です。やむを得ず解約する場合は、残期間のリース料相当額(またはその一部)が違約金として請求されます。

残期間 違約金の目安
残3年(月3万円プラン) 残リース料:108万円 → 違約金は約50〜80万円(契約による)
残1年 残リース料:36万円 → 違約金は約20〜30万円

確認すること:「中途解約は可能か?違約金の計算方法は?残価設定の扱いは?」

転勤・結婚・育児などで車の必要性が変わる可能性がある人は、特に注意が必要です。


確認項目③ 返却時の原状回復費用(原状回復義務)

契約満了時に車を返却する場合、「通常損耗を超える傷・へこみ・汚れ」については費用請求されます。

原状回復費用の目安:

損傷の種類 請求目安
小さな飛び石傷(1〜2cm) 1万〜3万円
ドアのへこみ(硬貨サイズ) 3万〜8万円
バンパーのすり傷 5万〜15万円
内装の焦げ・ひどい汚れ 5万〜20万円
タイヤの偏摩耗(規定外) 3万〜8万円(4本)

傷の判定基準はリース会社によって異なります。「通常使用の範囲内」とみなされるかどうかは、返却時の検査で決まります。

確認すること:「原状回復の判定基準は?返却前に自己修理は認められるか?」


確認項目④ メンテナンスの範囲と自己負担分

リースプランによって、メンテナンスの内容が大きく異なります。

プラン種別 含まれる内容
車両のみ(シンプルプラン) 車体・任意保険のみ。税金・車検・点検は自己負担
メンテナンスプラン 車検・定期点検・消耗品交換を含む
フルメンテプラン 車検・点検・消耗品・タイヤ交換・ロードサービスまで含む

「月額が安い」プランはメンテナンスが含まれていないことが多く、別途費用が発生します。

確認すること:「タイヤ・バッテリー・消耗品交換はプランに含まれるか?含まれない場合の自己負担額の目安は?」


確認項目⑤ 事故時・全損時の対応

リース中に事故を起こした場合、任意保険の適用範囲と、リース会社への損害賠償義務が発生することがあります。

全損・盗難時の注意点:

  • 任意保険(車両保険)の補償額がリース残価を下回る場合、差額をユーザーが負担するケースがある
  • GAP保険(残価補償特約)が付いているかどうかでリスクが変わる

確認すること:「全損・盗難時の処理はどうなるか?GAP保険はプランに含まれるか?」


確認項目⑥ カスタマイズ・改造の制限

リース車両はリース会社の所有物であるため、改造・カスタマイズには制限があります。

NG になりやすい改造例:

  • 社外エアロパーツの装着
  • ローダウン・車高調取り付け
  • エンジンチューニング
  • ステッカー・ラッピング(剥がせるものはOKの場合も)
  • トレーラーヒッチの取り付け

返却時にカスタム箇所が残っていると、原状回復費用が請求されます。

確認すること:「カーナビ・ドライブレコーダーの後付けはOKか?ホイール交換はどうか?」


確認項目⑦ 契約満了後の選択肢

リース期間が終わったあとの選択肢を事前に確認しておきましょう。

選択肢 内容
返却 車を返す。精算があれば費用が発生
再リース 同じ車を延長リース。月額が変わる場合あり
乗り換え 新しいリース車に切り替える
買い取り 残価で車を買い取る(残価設定型のみ)

「もらえるオプション」のあるプランでは、走行距離条件を満たせば車がもらえるケースもあります。ただし期間中の走行距離超過や傷があると、条件を満たせないことがあります。

確認すること:「満了時に買い取りは可能か?その場合の金額の目安は?」


契約前のチェックリスト(まとめ)

# 確認項目 チェック
1 走行距離制限と超過時の単価
2 中途解約の条件・違約金の計算方法
3 返却時の原状回復基準・請求の目安
4 メンテナンスに何が含まれるか
5 事故・全損時の対応とGAP保険の有無
6 カスタマイズ・改造の制限範囲
7 満了後の選択肢(買取・再リース条件)

これらを事前に確認し、不明点があれば必ずリース会社に文書(メール等)で確認を取っておくと、後のトラブルを防げます。


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本記事の内容はあくまで一般的な解説です。具体的な契約条件はリース会社・プランによって異なります。契約前に必ず約款・重要事項説明書を確認してください。

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