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カーリースで事故を起こしたらどうなる?費用負担と手続きを解説

公開: 2026年03月31日

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カーリースで事故を起こしたらどうなる?費用負担と手続きを解説

「リース中に事故を起こしたらどうなるの?」は、カーリースを検討・利用している方からよく寄せられる疑問です。

結論:リース中の事故は、基本的に任意保険で対応できます。 マイカー購入の場合と大きく変わりません。ただし、リース特有の注意点として「全損(廃車)になった場合の残債処理」と「修理中も月額リース料の支払いが続く」点は把握しておく必要があります。


事故後の基本的な流れ

1. 事故直後

  1. 安全を確保(車を安全な場所に移動、ハザードランプ点灯)
  2. 警察に連絡(物損・人身問わず必須)
  3. 任意保険会社に連絡
  4. リース会社に連絡(リース車両の事故のため報告義務がある)

リース会社への連絡が遅れると、後の手続きがスムーズにいかない場合があります。契約書に記載の連絡先へ速やかに連絡しましょう。


修理費の負担:任意保険が基本

任意保険に加入している場合

損害の種類 対応する保険
相手の車・建物への損害 対物賠償(任意保険)
相手のケガ・死亡 対人賠償(任意保険) + 自賠責保険
自分のリース車の修理 車両保険(任意保険)
自分のケガ 人身傷害(任意保険)

リース車の修理費も「車両保険」で対応できます。ただし免責金額(自己負担額)が設定されている場合は、その分は自己負担です。

車両保険に加入していない場合

車両保険がない場合、リース車の修理費は全額自己負担になります。相手が100%悪い事故(もらい事故)であれば相手の保険で対応できますが、過失割合がある場合は自己負担分が発生します。

リース契約時に任意保険(特に車両保険)への加入を推奨・義務化しているリース会社もあります。契約書を確認してください。


リース特有の注意点①:修理期間中も月額料金が発生する

マイカーと大きく異なる点がここです。

リース車が修理に出ている期間中も、月額リース料の支払いは継続します。

修理期間が1ヶ月なら1ヶ月分のリース料(例:3万円)が発生し続けます。代車費用(保険対応でなければ自己負担)と合わせると、思わぬ出費になることがあります。

代車費用

状況 対応
任意保険に代車特約がある 保険会社が代車を手配・費用負担
代車特約がない 自己負担(1日2,000〜5,000円が目安)
相手の過失100%のもらい事故 相手の保険で代車費用が出ることが多い

代車特約は年間1,000〜3,000円程度の追加保険料で加入できることが多く、リース利用者には特に推奨されます。


リース特有の注意点②:全損(廃車)になった場合

事故の損傷がひどく「修理費 > 車両価格」となり廃車(全損)になった場合、通常の自動車保険では車両の時価額(中古市場での価格)が支払われます。

しかしリース車の場合、問題になるのは残リース料(残りの月数分)とのギャップです。

具体的なリスク例

  • 車両価格200万円、リース残り3年・月額3万円(残リース料108万円)
  • 5年落ちの中古市場価格:120万円
  • 車両保険の支払い:120万円(時価額)
  • リース残債:108万円(支払い済み分は別途精算)

この場合、120万円で108万円の残債を支払うことになり、差額12万円が残ります。ただし残価(契約終了時の予定残存価値)の扱いはリース会社によって異なるため、個別に確認が必要です。

GAP保険(残クレ・リース向け保険)

全損リスクに備えるため、「GAP保険」(ギャップ保険)を提供しているリース会社や保険会社があります。ローン・リース残高と車両価値の差額を補償するものです。フルローン・高額車のリースの場合は検討に値します。


事故後に等級が下がると保険料はどうなる?

リース車両の修理に車両保険を使った場合(1等級ダウン)や対物・対人事故で保険を使った場合(3等級ダウン)は、翌年からリース月額に含まれる保険料(または別途支払いの任意保険料)が上がります。

等級ダウン後の保険料増加については、別記事で詳しく解説しています。


事故時のチェックリスト

事故直後:

  • 安全確保・警察連絡
  • 任意保険会社に連絡(24時間対応窓口へ)
  • リース会社に連絡
  • 相手方の情報(氏名・連絡先・車のナンバー・保険会社)を記録
  • 現場写真を撮影

修理中:

  • 代車の手配(保険 or 自費)
  • 修理工場の選定(リース会社指定の場合あり)
  • 修理費用と保険対応範囲の確認

修理完了後:

  • 修理内容の確認
  • 次年度の保険料変化を確認

まとめ

状況 費用負担
自分の過失がある事故(任意保険あり・車両保険あり) 免責金額のみ自己負担
もらい事故(自分の過失なし) 相手の保険で対応
自分の過失あり・車両保険なし 修理費全額自己負担
修理期間中 リース月額は継続発生(代車は保険 or 自費)
全損時 残債とのギャップに注意

リース中の事故への備えとして最も大切なのは、車両保険+代車特約を含む任意保険に加入しておくことです。


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本記事の費用はあくまで目安です。実際の保険対応・費用はリース会社・保険会社・事故の状況によって異なります。

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