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カーリースのデメリット6つ【契約前に必ず確認すること】

公開: 2026年03月21日

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カーリースのデメリット6つ【契約前に必ず確認すること】

「月々定額で新車に乗れる」として注目されるカーリース。しかし仕組みを理解しないまま契約すると、想定外のコストや制約に後悔するケースが少なくありません

結論から言うと、カーリースは「初期費用を抑えたい・月々の支出を固定したい・数年ごとに乗り換えたい」という人には合理的な選択肢です。一方で、走行距離が多い・長く乗り続けたい・自由にカスタムしたいという人には高コスト・高ストレスになりがちです。

この記事では、カーリースの6つのデメリットを具体的な数字とともに解説します。


デメリット1:走行距離に上限がある(超えると追加料金)

カーリース最大のデメリットが走行距離制限です。多くのプランで**年間1万〜1万5,000km(月換算830〜1,250km)**の上限が設けられています。

超過した場合、返却時に1kmあたり数円〜15円超の追加料金が一括請求されます。

超過コストの試算

年間1.5万km走る人が上限1万kmのプランに3年契約した場合:

  • 超過距離:(1.5万 - 1.0万) × 3年 = 1.5万km
  • 追加料金:1.5万km × 12円/km = 18万円

通勤・買い物・旅行で意外と距離は伸びます。契約前に過去1年間の走行距離を確認してください。

自分の走行距離に合ったプランか確認したい方へ

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デメリット2:契約期間中の途中解約ができない

カーリースは原則として契約期間中の途中解約ができません。転勤・家族構成の変化・収入の急変などで車が不要になっても、残りのリース料に相当する違約金が発生します。

たとえば5年契約で2年後に解約した場合、残り3年分のリース料(例:3.5万円 × 36ヶ月 = 126万円)近くの費用を負担しなければならないケースがあります。

ライフイベントの多い20〜30代や、仕事の都合で転勤リスクがある方は特に注意が必要です。


デメリット3:返却時に傷・汚れを厳しくチェックされる

契約終了時に車を返却する場合、「通常使用の範囲を超える損傷」は修理費用を請求されます。

請求対象になりやすい例:

  • 子どもや荷物による内装のキズ・汚れ
  • ペットの引っかき傷
  • 駐車場でのドアパンチ(軽いへこみ)
  • タバコのにおいが残っている

特に小さな子どもやペットがいる家庭では、返却時の精算トラブルが起きやすいと言われています。

対策: 一部のカーリースには、契約満了時に車をそのままもらえる「残価0円プラン(もらえるオプション)」があります。このプランなら傷精算の心配がなくなります。


デメリット4:所有権がないためカスタムできない

リースした車はリース会社の所有物です。社外パーツへの交換・塗装・改造は基本的に禁止されています。

具体的にできないことの例:

  • ホイール・マフラーの交換
  • 車高調の取り付け
  • シートカバー以外のシート変更
  • ドライブレコーダー以外の後付け電装品(プランによる)

「自分好みに仕上げて乗りたい」という方には、リースは向いていません。


デメリット5:長期的な総コストは購入より高くなりやすい

同じ車に7年以上乗り続ける場合、カーリースは購入(ローン)より総支払額が大きくなるケースがほとんどです。

ローンは完済すれば支払いがなくなりますが、リースは乗り続けるかぎり毎月の料金が発生します。

10年間の試算(車両250万円の場合)

カーリース(5年×2回) ローン購入(5年・10年乗り続け)
月々の支払い 3.5万円 ローン期間:3.7万円/完済後:維持費のみ
10年間の総コスト(維持費込み) 約600万円 約450万円

10年乗るなら購入の方が150万円前後安くなる計算です。

自分の使用年数でシミュレーションしてみましょう

使用年数・車両価格・リース月額を変えると、リースと購入の損益分岐点がわかります。

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デメリット6:契約終了後に車が手元に残らない(原則)

カーリースは契約期間終了後、車を返却するのが原則です。ローンであれば完済後は車が自分の資産になり、売却・下取りで現金化できますが、リースでは残存価値(リセールバリュー)を受け取れません。

ただし前述の「もらえるオプション」や、一部の「残価0設定プラン」では契約満了時に車をもらえる場合もあります。


デメリットをカバーする3つの対策

対策1:走行距離を多めに見積もってプランを選ぶ

過去1年間の走行距離を確認し、余裕を持った上限のプランを選ぶことが重要です。上限の高いプランは月額が上がりますが、超過料金を払うより安く済むケースがほとんどです。

対策2:「もらえるオプション」を検討する

傷精算・走行距離精算のリスクを避けたいなら、契約満了時に車をもらえるプランを選ぶことで、返却時のトラブルを回避できます。

対策3:契約前にリース・購入・残クレを総コストで比較する

月々の支払いだけで判断せず、使用年数・走行距離・維持費を含めた総コストで比較することが後悔しないための基本です。


カーリースが向いている人・向いていない人

向いている人 向いていない人
初期費用(頭金)を抑えたい 同じ車に7年以上乗り続けたい
月々の支出を固定したい 年間1.5万km以上走る
3〜5年ごとに乗り換えたい 車を自分好みにカスタムしたい
税金・車検の管理を一本化したい 途中解約の可能性がある
走行距離が少ない 売却益を乗り換え費用に充てたい

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車両価格・使用年数・リース月額・ローン金利を入力するだけで、どちらが総額で安いかをリアルタイムで比較できます。

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まとめ:カーリースのデメリットは「使い方が合わない人」に集中する

カーリースのデメリットは、以下の6点です。

  1. 走行距離制限 — 超えると高額の追加料金
  2. 途中解約不可 — 残債に相当する違約金
  3. 返却時の傷精算 — 通常使用以外は修理費請求
  4. カスタム不可 — 所有権がないため改造禁止
  5. 長期では割高 — 7年以上なら購入の方が安い
  6. 資産として残らない — 売却益を受け取れない

これらのデメリットが自分の使い方に当てはまるか確認してから、リースを選ぶかどうかを判断してください。


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本記事の数値はあくまで目安です。実際のリース料・違約金・超過料金はプラン・契約内容によって異なります。

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