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新車vs中古車、どっちが得?【5年間の総コストを価格帯別に比較】

公開: 2026年03月22日

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新車vs中古車、どっちが得?【5年間の総コストを価格帯別に比較】

「新車と中古車、トータルでどちらが安いの?」——車の購入を検討するとき、誰もが一度は考える疑問です。

結論から言うと、購入価格だけ見れば中古車が安いですが、5年間の総コスト(維持費・修理費・残存価値)まで含めると、ケースによっては新車の方が実質安くなることがあります。 重要なのは「最初の価格」ではなく「乗り終えたときの実質コスト」で比べることです。

この記事では、価格帯別に5年間の総コストを試算し、新車と中古車の選び方の基準を解説します。


新車と中古車の費用構造の違い

項目 新車 中古車
購入価格 高い 安い
初期の維持費 安い(故障リスク低) 高くなるリスクあり
車検費用 安定している 車齢・走行距離次第で増える
リセールバリュー 5年後でも価値が残りやすい 車齢が上がるほど低下
保証 メーカー保証あり(3〜5年) 保証なし or 短期間
最新装備 最新の安全装備が付く 装備が古い可能性

5年間の総コスト比較:コンパクトカーの場合

ケース1:新車(250万円)を5年乗る場合

項目 費用
車両価格 250万円
ローン利息(金利3.9%・5年) 約25万円
維持費(年50万円 × 5年) 250万円
5年間の総支出 約525万円
5年後の売却額(目安) ▲50〜80万円
実質コスト(5年間) 約445〜475万円

ケース2:3年落ち中古車(130万円)を5年乗る場合

項目 費用
車両価格 130万円
ローン利息(金利3.9%・3年) 約8万円
維持費(年50万円 × 5年)+修理費見込み(年換算2万円追加) 260万円
5年間の総支出 約398万円
5年後の売却額(8年落ち・目安) ▲5〜20万円
実質コスト(5年間) 約378〜393万円

この試算では、中古車の方が5年間で約70〜100万円安くなるという結果です。

ただし修理費は車種・走行距離・前オーナーの使用状況によって大きく変わります。修理費が多くかかった場合は差が縮まります。

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新車が有利になりやすいケース

ケース1:人気車種でリセールバリューが高い

トヨタ ランドクルーザー・アルファード・ヤリスなどの人気車種は、新車から5年後でも残存価値が高い傾向があります。

新車価格300万円の人気車種が5年後に150万円で売れる場合、実質コストは150万円(+維持費)です。同じ車の3年落ち中古を200万円で買って5年乗った場合と比べると、新車の方が実質コストが安くなることがあります。

ケース2:安全装備を重視する

新車には最新の自動ブレーキ・レーダークルーズコントロール・車線維持支援などが標準装備されていることが多く、古い中古車にはないケースがあります。

安全性能を重視する場合は、新車または安全装備が充実している年式の新しい中古車を選ぶことを検討してください。

ケース3:メーカー保証の安心感が必要な場合

新車には通常**メーカー保証(3年/6万km〜)**が付いており、この期間内の修理は無料です。中古車は保証がないか、あっても短期間・限定的なことが多く、故障時の費用リスクが高くなります。

「車のトラブルで出費が増えるのが不安」という方には、新車の保証が大きな安心材料になります。


中古車が有利になりやすいケース

ケース1:初期費用を最小限にしたい

中古車は新車より購入価格が低いため、初期費用・頭金・ローン元本を抑えられます

「まずは安く車を持ちたい・家計に余裕ができたら新車を考える」という段階的なアプローチには中古車が向いています。

ケース2:同じ予算でグレードを上げられる

新車のコンパクトカー200万円の予算で、3年落ち中古のミニバン(元値350万円)が買えるケースがあります。同じ予算でより大きな車・高いグレードを選べることが中古車の大きなメリットです。

ケース3:走行距離が多い・扱いが荒くなる使い方

年間2万km以上走る・農道や未舗装路を走ることが多いなど、車が消耗しやすい使い方をする場合は、中古車の方が「元が取れる」感覚で使いやすいです。


新車vs中古車:見落としがちな3つのポイント

ポイント1:中古車の修理費リスクは年式・走行距離で大きく変わる

3年落ち・走行3万km以内の中古車は修理リスクが低く、5年落ち・走行8万km以上になると故障リスクが高まります。中古車を選ぶ際は、年式・走行距離・整備記録(メンテナンスノート)を必ず確認してください。

ポイント2:中古車の任意保険は新車と同じ

任意保険の保険料は「車の価格」ではなく「ドライバーの等級・年齢・使用目的」で決まります。新車でも中古車でも保険料はほぼ同じです。

ただし、車両保険の保険金は「時価額」が上限になるため、古い中古車の車両保険は保険金が少なく費用対効果が低いことがあります。

ポイント3:諸費用の差も確認する

新車・中古車ともに、車両価格以外に登録諸費用がかかります。

項目 新車 中古車
消費税 あり あり
自動車取得税 なし(2019年廃止) なし
リサイクル預託金 あり(新車のみ) 前オーナーが支払済み
登録諸費用(書類・代行) 10〜20万円 5〜15万円

中古車は登録諸費用がやや安いですが、車両本体価格ほどの差はありません。


購入前にやるべき総コスト比較の手順

  1. 候補の新車・中古車の価格を確認する
  2. ローン条件(金利・期間)を調べる
  3. 年間維持費(保険・税・燃料・車検)を試算する
  4. 5年後の予想売却額(リセールバリュー)を調べる
  5. 実質コスト(総支出 - 売却額)を比較する

この手順を踏むことで、「安く買ったつもりが結果的に高くついた」という後悔を避けられます。

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まとめ:5年間の実質コストで比べると差は縮まる

まとめポイント 内容
購入価格だけなら 中古車が安い
5年間の実質コストは 修理費・残存価値次第で差が縮まる
新車が向いている人 リセールバリューが高い車種・安全装備重視・保証が必要
中古車が向いている人 初期費用を抑えたい・同予算でグレードアップしたい
最も重要な確認事項 中古車の年式・走行距離・整備記録

どちらが得かは車種・使い方・維持費の水準によって変わります。購入価格だけで判断せず、5年間の総コストで比較することが、後悔しない車選びの基本です。


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本記事の数値はあくまで目安です。リセールバリュー・修理費は車種・走行距離・市場状況によって異なります。

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