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走行距離が多いと査定額はいくら下がる?5万・10万・15万kmの相場差を解説

公開: 2026年04月15日

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走行距離が多いと査定額はいくら下がる?5万・10万・15万kmの相場差を解説

「走行距離が多くなってきたけど、査定額はどのくらい下がるの?」——車の売却を考えるとき、走行距離と査定額の関係は避けて通れない問題です。

結論から言うと、走行距離は年式と並ぶ最重要査定要素で、5万kmと10万kmでは同じ車でも査定額が20〜40万円変わることがあります。 特に「10万km」の節目前後で大きな断層があります。

この記事では、走行距離ごとの査定額の目安と、少しでも高く売るための判断基準を整理します。


走行距離と査定額の関係:なぜ影響が大きいのか

買取業者が走行距離を重視するのは、走行距離が長いほど消耗・故障リスクが高くなるからです。エンジン・ミッション・足回りなどの主要部品は走行距離に比例して劣化します。

また、中古車を購入する消費者も走行距離を重要視するため、走行距離の多い車は売却先が限られ、査定額が下がりやすくなります。


走行距離別の査定額目安

コンパクトカー・軽自動車(新車200万円クラス)の目安

走行距離 3年落ち 5年落ち 7年落ち
〜3万km 120〜150万円 80〜110万円 40〜70万円
3〜5万km 100〜130万円 65〜95万円 30〜55万円
5〜8万km 80〜110万円 50〜80万円 20〜45万円
8〜10万km 60〜90万円 35〜65万円 10〜30万円
10〜15万km 35〜60万円 20〜45万円 5〜20万円
15万km超 15〜35万円 5〜20万円 0〜10万円

※車種・状態・市場動向によって大きく変動します。あくまで目安です。

走行距離の「節目」で査定額が変わるタイミング

節目 査定への影響
5万km 「程度良好」から「一般的な中古車」へ評価が変わり始める
10万km 最大の減額ポイント。10万km手前と超えた後で大幅に変わる
15万km 国内での需要が著しく低下。輸出向け需要中心になる
20万km 値がつかないケースも。状態次第

「10万km手前」が最大のチェックポイント

走行距離の節目の中で最も影響が大きいのが10万kmです。

なぜ10万kmが節目なのか

  • 国産車でも、10万km超えを「大きなリスクがある」と認識する消費者が多い
  • タイミングベルト・ウォーターポンプなどの主要部品の交換推奨時期と重なることが多い
  • 中古車情報サイトでも「10万km未満」で検索するユーザーが多く、流通量が変わる

損しやすいパターン

パターン なぜ損するのか
走行距離9.5万kmで「もう少し乗ってから売ろう」と思う 数千kmの差で査定額が10〜20万円変わることがある
車検を通してから売ろうとして10万kmを超える 車検費用+査定額減で二重に損するケースも
修理に出している間に節目を超える 修理費を払って、さらに査定額が下がる

ポイント: 走行距離が9〜9.5万km台の場合、「今すぐ売る」方が車検費用を払って乗り続けるより経済合理的なケースがあります。


年間走行距離が多い人の注意点

年間走行距離が多いほど、売却タイミングの判断が重要になります。

年間走行距離別の10万km到達時期

年間走行距離 10万km到達
1万km/年 10年後
1.5万km/年 約6.7年後
2万km/年 5年後
3万km/年 約3.3年後

年間2万km以上走る場合、5年以内に10万kmに到達します。 5年目の車検前後での売却が、コスト的に最も合理的になりやすいです。

関連:年間2万km走るとカーリースで損する金額は?5年間の追加費用を計算


走行距離が多くても査定額を上げるコツ

コツ1:複数社に査定依頼する

走行距離が多い車ほど、業者ごとの買取価格に差が出やすくなります。輸出に強い業者や、その車種の在庫が少ない業者は高く評価することがあります。1社だけの査定では相場の最高値を見逃す可能性が高くなります。

コツ2:整備記録簿を用意する

走行距離が多い車でも、きちんとメンテナンスされていた証拠がある車は評価が上がります。定期点検・オイル交換の記録があると、「消耗しているが管理されている車」として見られます。

コツ3:需要の高いタイミングで売る

中古車の需要が高い1〜3月・9〜11月は、多少走行距離が多くても売りやすく、査定額が改善されることがあります。

コツ4:輸出需要を活用する

国内での需要が低くなった走行距離15万km超の車でも、海外輸出需要が高い車種(ランドクルーザー・ハイエース・ジムニー等)は高値がつくことがあります。輸出専門の買取業者への査定依頼が効果的です。


走行距離と年式のどちらが査定に影響する?

どちらも重要ですが、一般的には走行距離の方が年式より査定への影響が大きいとされています。

比較ケース 査定額の傾向
5年落ち・走行距離4万km 5年落ち・走行距離10万kmより高くなることが多い
8年落ち・走行距離3万km 5年落ち・走行距離8万kmと同等かそれ以上になることも

「走行距離が少ない古い車」は中古車市場での評価が比較的高い傾向があります。


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まとめ

  • 走行距離5万kmと10万kmでは査定額が20〜40万円変わることがある
  • 10万kmが最大の節目。手前で売ると査定額が大きく異なる
  • 年間2万km以上走る場合は5年以内の売却が合理的になりやすい
  • 走行距離が多くても、複数社への査定依頼・整備記録簿の提示で評価を上げられる
  • 年式より走行距離の方が査定への影響が大きい傾向がある

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本記事の査定額はあくまで目安です。実際の査定額は車種・状態・市場動向・業者によって異なります。複数社への見積もり依頼を推奨します。

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